“手灯”のいろいろな読み方と例文
旧字:手燈
読み方割合
てとぼし50.0%
てともし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
圖書に捨てられては行処ゆきどころのない心細い処から、手灯てとぼしけてそうっと抜足して縁側へ出て、昼のうち見て置いた三尺の開きを明けて、書棚の両方に手をかけて押すと、ギーと廻る。
下に階梯はしご降口おりくちがあるのを見ると、灯火あかりが障子へさして座敷がありそうに思いましたから、手灯てともしを吹消して階梯段を降りて参りまして