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手事
ふりがな文庫
“手事”の読み方と例文
読み方
割合
てごと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てごと
(逆引き)
それ
緡蛮
(
めんばん
)
たる黄鳥は
丘隅
(
きゅうぐう
)
に止るとと云う文句で始まっているこの曲はけだし春琴の代表作で彼女が
心魂
(
しんこん
)
を
傾
(
かたむ
)
け
尽
(
つく
)
したものであろう詞は短いが非常に複雑な
手事
(
てごと
)
が附いている春琴は天鼓の啼く音を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ある晩のこと茶音頭の
手事
(
てごと
)
を稽古していると佐助の
呑
(
の
)
み
込
(
こ
)
みが悪くてなかなか覚えない
幾度
(
いくど
)
やっても間違えるのに業を
煮
(
に
)
やして例のごとく自分は三味線を下に置き、やあチリチリガン、チリチリガン
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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(1作品)
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“手事”の解説
手事(てごと)は、三曲の音楽である地歌、箏曲、胡弓楽において、歌と歌の間に挟まれた長い器楽部分。半独立した楽章とも言える。これを備えた曲種、楽曲形式を手事物と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
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