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所思
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おもはく
ふりがな文庫
“
所思
(
おもはく
)” の例文
そして何時とは無く
病的
(
びやうてき
)
に華族嫌となツて了ツた。此の反動として、彼は
獨斷
(
どくだん
)
で、父の
所思
(
おもはく
)
に頓着なくドシ/\繪畫の研究に
取懸
(
とりかゝ
)
つた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
あの
長尻
(
ながちり
)
だから、さあ又還らない、さうして何か
所思
(
おもはく
)
でも有つたんでせうよ、何だか知らないけれど、その晩に限つて
無闇
(
むやみ
)
とお酒を
強
(
しひ
)
るんでさ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
親方様の手前お吉様の
所思
(
おもはく
)
をも能く
篤
(
とつく
)
りと考へて見て下され、妾はもはや是から先何の顔さげて厚ヶ間敷お吉様の御眼にかゝることの成るものぞ、親方様は御胸の広うて
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“所思”の意味
《名詞》
思うところ。思い。考え。
(出典:Wiktionary)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
“所”で始まる語句
所謂
所以
所
所詮
所為
所作
所業
所在
所々
所有