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我児
ふりがな文庫
“我児”の読み方と例文
旧字:
我兒
読み方
割合
わがこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わがこ
(逆引き)
地獄の口の
開
(
あ
)
いた中から、水と炎の渦巻を浴びて、
黒煙
(
くろけむり
)
を
空脛
(
からすね
)
に踏んで火の粉を泳いで、背には清葉の
継
(
まま
)
しい母を、胸には捨てた(坊や。)の
我児
(
わがこ
)
を、
大肌脱
(
おおはだぬぎ
)
の胴中へ
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その
中
(
うち
)
にお豊は殊更元気よく歩いて行く金ボタンの学生を見ると、それが果して大学校の生徒であるか否かは分らぬながら、
我児
(
わがこ
)
もあのような立派な学生に仕立てたいばかりに
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
何よりも先に考えるのは
我児
(
わがこ
)
の事だ、ここまで来ると、ルンペンも華族もタダの人間だ。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
我児(わがこ)の例文をもっと
(7作品)
見る
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“我”で始まる語句
我
我儘
我慢
我家
我邦
我々
我身
我等
我輩
我執
“我児”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
永井荷風
泉鏡花
与謝野晶子
夢野久作