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懐中
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ぽっぽ
ふりがな文庫
“
懐中
(
ぽっぽ
)” の例文
旧字:
懷中
だからお勢みたようなこんな親不孝な
者
(
もん
)
でもそう何時までもお
懐中
(
ぽっぽ
)
で
遊
(
あす
)
ばせても
置
(
おけ
)
ないと思うと私は苦労で苦労でならないから、
此間
(
こないだ
)
も
私
(
あたし
)
がネ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
そればかりか、相手の片方の頬髯が、片方のより小さく疎らになっているようにさえ思われた。「だが
懐中
(
ぽっぽ
)
に、せめてもう二十ルーブリあったらなあ、」
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
「路銀は、他人様の、
懐中
(
ぽっぽ
)
に、あずけてあるんだ。のう、庄公、いやあー、
目出度
(
めでて
)
え、こうなりゃ、意地だあ」
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
“懐中”の意味
《名詞》
懐 中(かいちゅう)
懐やポケットの中のこと。また、その中にものを入れること。
(出典:Wiktionary)
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“懐中”で始まる語句
懐中物
懐中手
懐中鏡
懐中時計
懐中紙
懐中電灯
懐中電燈
懐中絵図
懐中刀
懐中合