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態度
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こなし
ふりがな文庫
“
態度
(
こなし
)” の例文
と門之丞、言葉も手つきも、なんだか急に
骨董屋
(
こっとうや
)
みたいになって、取扱い注意の
態度
(
こなし
)
よろしく、萩乃の前へさげてきたのを
見
(
み
)
ると!
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
身の
態度
(
こなし
)
から
声音
(
こわね
)
まで妻の生前そのままです。妻の霊は私の手を握って喜んでくれました。その手が大変に冷たく、妙にひやりとした感じが、後になっても忘れられませんでした。
消えた霊媒女
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
浮いたところの
毫
(
すこし
)
もない、さればと云ツて、心欝した不安の
状
(
さま
)
もなく、
悠然
(
ゆつたり
)
として海の広みに眼を
放
(
や
)
る
態度
(
こなし
)
は、雨に
曝
(
さら
)
され雪に撃たれ、右から左から風に攻められて、磯馴の松の
偏曲
(
ひねくれ
)
もせず
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ちょっとした顔つき、身体の
態度
(
こなし
)
で、お絃には容易に区別がついて、良人と間違えるなどという、そんなような心配は、まずないのである。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
実際このごろでは、歩き方からちょっとした身の
態度
(
こなし
)
にまで、伝二郎は細心に玄内の真似を務めているらしかった。
釘抜藤吉捕物覚書:07 怪談抜地獄
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
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「エエ、じれったいお
地蔵
(
じぞう
)
さん」の唄声に合わせて、お美夜ちゃんは両の袂を振りまわし、さもじれったそうな
態度
(
こなし
)
よろしく、「石では口がきけないね」で口に両手を重ねて
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“態”で始まる語句
態
態々
態〻
態勢
態姿
態態
態様
態色
態裁
態面