「それだけの人数の悪者が、いったい、なんのためにみな江戸を離れていったのだろう。……なにか思いあたることがないか」
これは私が悪う御座りました、ではお乗せ申ませう、お供を致しませう、さぞお驚きなさりましたろうとて悪者らしくもなく提燈を持かゆるに、お関もはじめて胸をなで
「……なア、ひょろ松、御府内の悪者は、その後まだ鳴りをひそめているだろう、それにちがいなかろう」
“悪者(悪人)”の解説
悪人(あくにん)は、
1. 狼藉を働き、悪行を重ねる者のこと。
狼藉を働き、悪行を重ねる者のこと。「悪者」、「悪漢」、「悪党」ともいい、これを演じる役を「悪役」という。悪人は犯罪人と国家や社会秩序に刃向かった者(反逆者)を指すが、正当な理由があっても敗者となると「悪人」(確信犯)にされてしまうことから「勝てば官軍、負ければ賊軍。」という語もあり、後者の場合は、一概に「悪人」とはいえない。
2. 浄土真宗において用いられる仏教用語。
法然の教えを受けた親鸞を開祖とする浄土真宗で用いられる「悪人」。
(出典:Wikipedia)
1. 狼藉を働き、悪行を重ねる者のこと。
2. 浄土真宗において用いられる仏教用語。
(出典:Wikipedia)