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急霰
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きふさん
ふりがな文庫
“
急霰
(
きふさん
)” の例文
やゝ待ち
倦
(
あぐ
)
みたる会員は
急霰
(
きふさん
)
の如き拍手を
以
(
もつ
)
て温厚なる浦和議長を迎へたり、議長は
徐
(
おもむ
)
ろに開会の辞を宣して、今や書記をして今夜の議案を朗読せしめんとする時「議長ツ」と
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
洪濛
(
こうもう
)
たる海気三寸の胸に入りて、一心見る/\
四劫
(
しごふ
)
に溢れ、溢れて無限の戦の海を包まんとすれば、舷に砕くるの巨濤
迸
(
ほとば
)
しつて
急霰
(
きふさん
)
の如く我と古帽とに
凛烈
(
りんれつ
)
の気を浴びせかけたる事もありき。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“急霰”の意味
《名詞》
急に降ってくる霰。また、その音。
(出典:Wiktionary)
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
霰
漢検1級
部首:⾬
20画
“急”で始まる語句
急
急遽
急須
急足
急込
急湍
急立
急激
急病
急度