トップ
>
思止
>
おもいと
ふりがな文庫
“
思止
(
おもいと
)” の例文
艶子は
最早
(
もは
)
や怒れる女王のお芝居を続けている訳には行かなかった。とうとう悲鳴を上げた。だが、それは西村を
思止
(
おもいと
)
まらせる程、高い声ではなかった。
五階の窓:01 合作の一(発端)
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
イヤ
思止
(
おもいと
)
まらぬと
威張
(
いば
)
る、ヤレ止まれ、イヤ止まらぬと、今度は老人を相手に大議論を始めて
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
何でも私の処で普請をした
為
(
た
)
めに、
新銭座
(
しんせんざ
)
辺は余程立退きが
寡
(
すくな
)
かった。
彼処
(
あすこ
)
の内で普請をする位だから戦争にならぬであろう、マア
引越
(
ひきこし
)
を見合せようと
云
(
いっ
)
て
思止
(
おもいと
)
まった者も
大分
(
だいぶ
)
あったようだ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“思”で始まる語句
思
思召
思出
思案
思惑
思惟
思慮
思想
思切
思遣