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思掛
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おもいが
ふりがな文庫
“
思掛
(
おもいが
)” の例文
誠に
貴方
(
あなた
)
どうも
思掛
(
おもいが
)
けねえ所でお目にかゝりました、
貴方
(
あんた
)
は石井の旦那様、東浦賀の新井町の旦那様で、とんだ所で誠に
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
若い花々しい火花が出るような元気の紅葉は三十七の壮齢で
脆
(
もろ
)
くも消え、光源氏のように美くしかった紅顔の眉山は
思掛
(
おもいが
)
けない悲惨の最後を遂げ、水蔭は芝居と
相撲
(
すもう
)
に隠れ
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
女中が来て、お目にかかりたいお人がある……
香山
(
かやま
)
の
宗参
(
そうさん
)
——と伝えて、と申されました、という。……宗さん——余りの
思掛
(
おもいが
)
けなさに、一車は真昼に
碧
(
あお
)
い星を見る
思
(
おもい
)
がしたそうである。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
照「まア
思掛
(
おもいが
)
けない……あの旦那様きんが」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“思”で始まる語句
思
思召
思出
思案
思惑
思惟
思慮
思想
思切
思遣