御髮みぐし)” の例文
新字:御髪
御髮みぐしはいとこちたうもあらぬほどにうちやられたる、枕よりおちたるきはの、つやつやと」した宇治の姫君が愛人のかをるの君たちにみとられながら、遂に息を引きとつてしまふ。
黒髪山 (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)
雲の御髮みぐししかめやも。
ソネット (旧字旧仮名) / ステファヌ・マラルメ(著)
雲の御髮みぐしや、白妙しろたへ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)