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御霊屋
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おたまや
ふりがな文庫
“
御霊屋
(
おたまや
)” の例文
あの江戸の方で
上巳
(
じょうみ
)
の御祝儀を申し上げるとか、
御能
(
おのう
)
拝見を許されるとか、または両山の
御霊屋
(
おたまや
)
へ
参詣
(
さんけい
)
するとかのほかには、人質も同様に
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
仙台へ着いた甲斐は、
御霊屋
(
おたまや
)
で政宗、忠宗の墓所に
詣
(
もう
)
で、それから登城の礼を済ましたあと、在国の一門一家に帰国の挨拶をして、暫く屋敷にこもった。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
徳川三百年の由緒を語る
御霊屋
(
おたまや
)
を除き、本堂、
庫裡
(
くり
)
、護国堂等壮麗なる七堂
伽藍
(
がらん
)
いっさいを
灰燼
(
かいじん
)
に帰せしめた。
蒲団
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
其の時、全然同じ一手段で夫れも立派な旗本が一人、芝の
御霊屋
(
おたまや
)
の
華表
(
とりい
)
側で切り仆されたではありませんか。
赤格子九郎右衛門
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
御霊屋
(
おたまや
)
に
枝垂梅
(
しだれうめ
)
あり君知るや
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“御霊”で始まる語句
御霊
御霊廟
御霊代
御霊会
御霊林
御霊様
御霊現
御霊社
御霊迎
御霊遷