“御道筋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おみちすじ66.7%
おみちすぢ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天皇を兵庫の御道筋おみちすじまで御迎え申し上げたその時の有様を形にしたもので、おそれ多くも鳳輦ほうれんの方に向い、右手めて手綱たづなたたいて、勢い切ったこま足掻あがきを留めつつ
大真珠「志摩の女王」の陳列された第一号館の建物は、貴賓御巡覧ごじゅんらん最初の御道筋おみちすじに当るので、最も早く見物を追い出し、場内を清め、看守を交代させて、静かに御来着をお待ち申上げた。
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
架渡かけわた領主りやうしゆ稻葉家の普請ふしんにて今日公卿方此橋を御通行あるにより同家より警固けいごの人數嚴重に御道筋おみちすぢ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)