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御諱
ふりがな文庫
“御諱”の読み方と例文
読み方
割合
おんいみな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんいみな
(逆引き)
恐れあることには
候
(
そうら
)
えども、召させたもう
御鎧直垂
(
おんよろいひたたれ
)
と、
御
(
おん
)
物の具とをたまわって、
御諱
(
おんいみな
)
の字
冒
(
おか
)
させくださるべし、御命に代わり申すべし!
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
また
御諱
(
おんいみな
)
の一字をいただいたなどいう破格な聞えは、いよいよ武士層のあいだに、足利の存在とその実力を
牢固
(
ろうこ
)
なものに思わせ、いまや六波羅一劃は、大塔ノ宮から見ると
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その時になって見ると、長州征伐の命令が下ったばかりでなく、
松平大膳太夫
(
まつだいらだいぜんのだゆう
)
ならびに
長門守
(
ながとのかみ
)
は官位を
剥
(
は
)
がれ、幕府より与えられた松平姓と将軍家
御諱
(
おんいみな
)
の一字をも召し上げられた。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
御諱(おんいみな)の例文をもっと
(4作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
諱
漢検1級
部首:⾔
17画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂
“御諱”のふりがなが多い著者
島崎藤村
国枝史郎
吉川英治