“御者台”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょしゃだい83.3%
ぎよしやだい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御者台ぎょしゃだいを背中に背負しょってる手代は、位地いちの関係から少しも風を受けないので、このぐさは何となく小賢こざかしく津田の耳に響いた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そこで、オンドリは御者台ぎょしゃだいにすわって、御者になりすましました。さてそれから、オンドリはものすごいいきおいで、車をすっとばしていきました。
もとより自動車ではありませんから、誰かが押して歩いたものと思はれます。友吉と安兵衛は、揃ひの赤い洋服を着て居ました。友吉は御者台ぎよしやだいに居て喇叭らつぱを吹いて居ました。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)