トップ
>
御溝
>
ぎょこう
ふりがな文庫
“
御溝
(
ぎょこう
)” の例文
数
(
すう
)
か、数か。
紅篋
(
こうきょう
)
の
度牒
(
どちょう
)
、
袈裟
(
けさ
)
、
剃刀
(
ていとう
)
、
噫
(
ああ
)
又何ぞ奇なるや。道士の霊夢、
御溝
(
ぎょこう
)
の
片舟
(
へんしゅう
)
、
噫
(
ああ
)
又何ぞ奇なるや。
吾
(
われ
)
嘗
(
かつ
)
て
明史
(
みんし
)
を読みて、
其
(
その
)
奇に驚き、建文帝と共に
所謂
(
いわゆる
)
数
(
すう
)
なりの語を発せんと欲す。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
袈裟
(
けさ
)
、僧帽、
鞋
(
くつ
)
、
剃刀
(
かみそり
)
、一々
倶
(
とも
)
に備わりて、銀十
錠
(
じょう
)
添わり
居
(
い
)
ぬ。
篋
(
かたみ
)
の内に朱書あり、
之
(
これ
)
を読むに、応文は
鬼門
(
きもん
)
より
出
(
い
)
で、
余
(
よ
)
は
水関
(
すいかん
)
御溝
(
ぎょこう
)
よりして行き、薄暮にして
神楽観
(
しんがくかん
)
の
西房
(
せいぼう
)
に会せよ、とあり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
溝
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“御溝”で始まる語句
御溝水
御溝端