御歎おなげき)” の例文
御勸め申上候まゝ元來もとより惡心あくしんの有せらるゝ殿樣ゆゑ一方ひとかたならず御意にいり日々惡事のみ相談あるにより私し事も遠からず平左衞門殿の手にかゝり候はんと思ひさだめ※私し亡後なきあとは何の樣子も御存なく御歎おなげきも有らんかと存じ此事がらあら/\書殘かきのこし參らせ候なほくはしく申上度候へども少時間のひま
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)