トップ
>
御懇望
>
ごこんもう
ふりがな文庫
“
御懇望
(
ごこんもう
)” の例文
「で。それがしに対し、また父の
如水
(
じょすい
)
に対しても、再三の
御懇望
(
ごこんもう
)
なのでござる。——ぜひ一度、召連れて参るようにと」
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
主命
(
しゆうめい
)
に
依
(
よ
)
りて
糸子
(
いとこ
)
縁談
(
えんだん
)
の申し
込
(
こみ
)
なるべし、
其時
(
そのとき
)
雪三
(
せつざう
)
决然
(
けつぜん
)
とせし
聲音
(
こわね
)
にて、
折角
(
せつかく
)
の
御懇望
(
ごこんもう
)
ながら
糸子
(
いとこ
)
さま
御儀
(
おんぎ
)
他家
(
たけ
)
へ
嫁
(
か
)
したまふ
御身
(
おんみ
)
ならねばお
心
(
こゝろ
)
承
(
うけたまは
)
るまでもなし
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
懇
常用漢字
中学
部首:⼼
17画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“御懇”で始まる語句
御懇
御懇意
御懇命
御懇情
御懇切
御懇談