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御墓
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おんはか
ふりがな文庫
“
御墓
(
おんはか
)” の例文
ぬる湯一杯たまはらん情もなきに、まして他人の
誰
(
た
)
れにか
慨
(
かこ
)
つべき、月の十日に
母
(
はは
)
さまが
御墓
(
おんはか
)
まゐりを
谷中
(
やなか
)
の寺に楽しみて、しきみ線香それぞれの供へ物もまだ終らぬに
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
まして
他人
(
たにん
)
の
誰
(
た
)
れにか
慨
(
かこ
)
つべき、
月
(
つき
)
の十日に
母
(
はゝ
)
さまが
御墓
(
おんはか
)
まゐりを
谷中
(
やなか
)
の
寺
(
てら
)
に
樂
(
たの
)
しみて、しきみ
線香
(
せんかう
)
夫〻
(
それ/\
)
の
供
(
そな
)
へ
物
(
もの
)
もまだ
終
(
おは
)
らぬに、
母
(
はゝ
)
さま
母
(
はゝ
)
さま
私
(
わたし
)
を
引取
(
ひきと
)
つて
下
(
くだ
)
されと
石塔
(
せきたう
)
に
抱
(
いだ
)
きつきて
遠慮
(
ゑんりよ
)
なき
熱涙
(
ねつるい
)
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
墓
常用漢字
小5
部首:⼟
13画
“御墓”で始まる語句
御墓參
御墓所