御働おはたらき)” の例文
さて其次席につらなれる山木梅子が例の質素の容子ようすを見て、しば躊躇ためらひつ「山木様は独立で、婦人社会の為に御働おはたらきなさらうと云ふ御志願で、こと阿父おとつさんは屈指の紳商でいらつしやるのですから」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)