“御倉”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
おくら | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“御倉(公方御倉)”の解説
公方御倉(くぼうおくら)とは、室町幕府における財産の管理・出納を行っていた機関。単に御倉(おくら)とも。長は倉奉行(御蔵奉行・御倉奉行)であったが、実態は京都市中の民間の土倉などから選ばれた納銭方が倉奉行の委託を受けて出納業務を行っていた。
中世の京都は災害や盗賊などの災難に遭う可能性が高かった。そこで、京都在住の武家や公家、庶民は、土倉や質屋のような金融業者や周囲に石垣や堀などを廻らせて防御に優れた寺院に資産を預けてリスクを回避する例も見られる。これは朝廷や幕府についても同様であり、例えば朝廷の財貨を管理する者を禁裏御倉(きんりみくら)、幕府などから支給された伊勢神宮の修繕費用などを管理する者を神宮御倉(じんぐうみくら)と称していた。
(出典:Wikipedia)
中世の京都は災害や盗賊などの災難に遭う可能性が高かった。そこで、京都在住の武家や公家、庶民は、土倉や質屋のような金融業者や周囲に石垣や堀などを廻らせて防御に優れた寺院に資産を預けてリスクを回避する例も見られる。これは朝廷や幕府についても同様であり、例えば朝廷の財貨を管理する者を禁裏御倉(きんりみくら)、幕府などから支給された伊勢神宮の修繕費用などを管理する者を神宮御倉(じんぐうみくら)と称していた。
(出典:Wikipedia)