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徒歩
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てく
ふりがな文庫
“
徒歩
(
てく
)” の例文
彼はまだ一軒レストランへ寄ってビールを飲み、さてそれから
徒歩
(
てく
)
でヂャリージの家をめざした。みちみちのべつに唄を口ずさみながら。——
イオーヌィチ
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
ゐねむりをしい/\、むかし
道中
(
だうちう
)
をしたといふ
東海道
(
とうかいだう
)
の
里程
(
りてい
)
を、
大津
(
おほつ
)
からはじめて、
幾里
(
いくり
)
何町
(
なんちやう
)
と
五十三次
(
ごじふさんつぎ
)
、
徒歩
(
てく
)
で
饒舌
(
しやべ
)
る。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
立話しながら訊いてみると、明日の王子神社の槍祭を当て込み、今日の暮方に発足して夜通し
徒歩
(
てく
)
ろうという約束があって、仲間同士のよしみから廻り道して誘いに寄ったという。
釘抜藤吉捕物覚書:04 槍祭夏の夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
何しろあすこから
徒歩
(
てく
)
って來たんですよ、ほとんど駈けどおしでね。
永遠の夫
(旧字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
「それで、何かね。ドイツ兵は
徒歩
(
てく
)
で通るんかね」
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
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勿論、往復とも
徒歩
(
てく
)
なんですから、
帰途
(
かえり
)
によろよろ目が
眩
(
くら
)
んで、ちょうど、一つ橋を出ようとした時でした。
午砲
(
どん
)
!——あの音で腰を抜いたんです。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「え、何だつて、
徒歩
(
てく
)
で通るかつて?」
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
“徒歩”の意味
《名詞》
徒歩(とほ)
自動車や自転車などに乗らずに歩くこと。
(出典:Wiktionary)
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
“徒歩”で始まる語句
徒歩立
徒歩供
徒歩武者
徒歩侍
徒歩兵
徒歩士
徒歩歩
徒歩渉
徒歩衆
徒歩跣