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待遇
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あしらい
ふりがな文庫
“
待遇
(
あしらい
)” の例文
翌日になり
漸
(
ようや
)
く
七所借
(
なゝとこがり
)
をして百両
纒
(
まと
)
めて、日の
暮々
(
くれ/″\
)
に大伴蟠龍軒の中の口から案内もなしで通りましたが、前と違い門弟
衆
(
しゅ
)
も
待遇
(
あしらい
)
が違う。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
この淡泊極まる
待遇
(
あしらい
)
に度胆を抜かれたというよりも、また、その淡泊によって、いっぱし利かせたつもりの凄味が吹き飛ばされてしまったというよりも、ここにいる絵師が
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
おまけに博多一流で客
待遇
(
あしらい
)
が乱暴と来ているから、金払いをキチンキチンとして飯をチャンチャンと喰ってさえおれば、半日や一晩いなくたって、気にも止めてくれないという
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
火は別にとらぬから
此方
(
こち
)
へ寄るがよい、と云いながら重げに鉄瓶を取り下して、
属輩
(
めした
)
にも如才なく
愛嬌
(
あいきょう
)
を
汲
(
く
)
んでやる桜湯一杯、心に花のある
待遇
(
あしらい
)
は口に言葉の
仇
(
あだ
)
繁
(
しげ
)
きより懐かしきに
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
お紋は下へも置かぬ
待遇
(
あしらい
)
でした。
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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当家には
三味線
(
さみせん
)
がないから持参で夫婦揃って来て、客の
待遇
(
あしらい
)
を頼むと云うから、友之助は余儀なく女房自慢でお村を立派に着飾らせ、自分も共々行ってお客の待遇を為し
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“待遇”の意味
《名詞》
客などをもてなすこと。
雇用者が雇っている者に対し与える地位・給与など。
それに準じた扱いを受ける地位であること。
(出典:Wiktionary)
待
常用漢字
小3
部首:⼻
9画
遇
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
“待遇”で始まる語句
待遇振
待遇方