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待暮
ふりがな文庫
“待暮”の読み方と例文
読み方
割合
まちくら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まちくら
(逆引き)
家内中が幾年かの間
待暮
(
まちくら
)
していたのですから、その年も春が過ぎてからは、その
噂
(
うわさ
)
ばかりしていました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
併
(
しか
)
し辰夫は毎日の面会が終る
度
(
たび
)
に必ず目に
泪
(
なみだ
)
を
泛
(
うか
)
べて、「又明日もきっと来て
呉
(
く
)
れ給えね、君一人を
待暮
(
まちくら
)
しているのだから」と
言
(
い
)
い
乍
(
なが
)
ら
痩
(
や
)
せ衰えた指を
顫
(
ふる
)
わせ私の手首をきつく握るものだから
母
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
待暮(まちくら)の例文をもっと
(2作品)
見る
待
常用漢字
小3
部首:⼻
9画
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
“待”で始まる語句
待
待遇
待合
待乳山
待兼
待遠
待伏
待構
待受
待設
“待暮”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
坂口安吾