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引目
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ひけめ
ふりがな文庫
“
引目
(
ひけめ
)” の例文
埼玉県の
加須
(
かぞ
)
や
羽生
(
はにゅう
)
の「
青縞
(
あおしま
)
」も名がありましたが、
藍
(
あい
)
を生命としている
縞物
(
しまもの
)
だけに、
本藍
(
ほんあい
)
から離れたことは大きな
引目
(
ひけめ
)
といえましょう。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
私などから世話を受けている、ということを、何かご自身の、ひどい
引目
(
ひけめ
)
ででもあるかのように思い込んでいなさるのです。
駈込み訴え
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
無論たゞそんな仮想で一夜の祝勝会の余興にするといふ場合だといふのに、弘雄は余程の
引目
(
ひけめ
)
でもあるかのやうにたぢろいで、二人の友達を驚ろかせた。
サクラの花びら
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
つねに
引目
(
ひけめ
)
をかんじていなくてはならない。
煙突
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
しかし八丈島の例の「黄八」を真似たもので、やはり真似るということに既に
引目
(
ひけめ
)
がありましょう。本場の品に比べると一歩を譲らねばなりません。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
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今まで何かにつけ
引目
(
ひけめ
)
を感じていた東北人は、かえって誇りをこそ抱いてよいと思います。
後
(
おく
)
れていると思う品物がむしろ新しい意味を以て活き返って来るでありましょう。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出