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引比
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ひきくら
ふりがな文庫
“
引比
(
ひきくら
)” の例文
一 つらつら四季を通じてわが国
草木
(
そうもく
)
の花を見るに、
西洋種
(
せいようだね
)
の花に
引比
(
ひきくら
)
ぶれば、ここに
自
(
おのず
)
から特殊の色調あるを知る。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
という句などは、私たちもまだ記憶するが、こちらの歴史に
引比
(
ひきくら
)
べてみると、
王仁
(
わに
)
の『
千字文
(
せんじもん
)
』などよりは
是
(
これ
)
はまたずっと前のことで、明かに詩人の空想であったことがすぐに
判
(
わか
)
る。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
自国の国民性に
引比
(
ひきくら
)
べて、日本人もその点で間もなく
音
(
ね
)
をあげるものと思い込んでいた。ところが、最近、各方面から集まって来る秘密情報は、彼のこの確信をぐらつかせるようなものばかりである。
偉大なる夢
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
比
常用漢字
小5
部首:⽐
4画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出