“弓太郎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆみたらう50.0%
ゆみたろう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
般若寺村はんにやじむらの庄屋橋本忠兵衛の娘みねが十七歳、平八郎が叔父宮脇志摩しまの二女を五年前に養女にしたいくが九歳、大塩家にゐた女は此三人で、それに去年の暮にみねの生んだ弓太郎ゆみたらうを附け
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
後に彼等がばくいたのは京都であつたが、それは二人の妾が弓太郎ゆみたろうを残しては死なれぬと云ふので、橋本が連れてさまよひ歩いた末である。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)