“弄(もて)” の例文
今まで後姿(うしろすがた)を眺(なが)めて物陰にいた時は、彼女を包む一色(ひといろ)の目立たないコートと、その背の高さと、大きな廂髪(ひさしがみ)とを材料に、想像の国でむしろ自由過ぎる結論を弄(もて)あそんだのだが
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)