“幸徳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうとく60.0%
かうとく40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松寿丸を中心に、舞の上手な幸徳(こうとく)という小坊主やら、家中の少年たちが、鼓を打って戯れているのだった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
堺さんの序文に幸徳(こうとく)さんの後を受けてゐるんだと書いてあつたのと、あの表に無政府主義とあつたのに猶驚いて、大変だと思つたんですね。仕方がありませんわ、理屈を云つたつて。
幸徳(かうとく)某外(ほか)二十幾名が不軌を計つたと伝へられ、やがてそれが検挙となつて裁判沙汰に行はれた。こんなにものものしい警戒も混雑も此裁判事件の公判が開けて居るからである。
畜生道 (新字旧仮名) / 平出修(著)
余は平民社の編輯室(へんしふしつ)に幸徳(かうとく)、堺(さかひ)の両兄と卓を囲んで時事を談ぜり、両兄曰(いは)く君が裁判の予想如何(いかん)、余曰く時(とき)非(ひ)なり、無罪の判決元より望むべからず、両兄曰(いは)く然(しか)らば則(すなは)ち禁錮乎(か)、罰金乎
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)