“年礼”の読み方と例文
旧字:年禮
読み方割合
ねんれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吹出ふきだしそうに可笑おかしい。又その和尚が正月になると大檀那だいだんなの家に年礼ねんれいに行くそのお供をすれば、坊さんが奥で酒でものんでる供待ともまちあいだに、供の者にも膳を出して雑煮ぞうになどわせる。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
金森さまへ主人のだいとして年礼ねんれいに参りまして、御馳走にお屠蘇とそが出ましたが、三合入の大盞おおさかずきで目出度く祝せというので、三杯続けたから三三が九合で、あとは小さいお盞と云われたが