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幡随院長兵衛
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ばんずいいんちょうべえ
ふりがな文庫
“
幡随院長兵衛
(
ばんずいいんちょうべえ
)” の例文
旧字:
幡隨院長兵衞
次は江戸ッ子のお手本、
花川戸助六
(
はなかわどすけろく
)
、
幡随院長兵衛
(
ばんずいいんちょうべえ
)
に対照してヒケを取らない博多ッ子のお手本、故、篠崎
仁三郎
(
にさぶろう
)
君を御紹介する。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
幡随院長兵衛
(
ばんずいいんちょうべえ
)
が、水野の
邸
(
やしき
)
に行くように、父は
怯
(
わる
)
びれもせず、悪魔が、下す毒手を、待ち受けているようだった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
笊組
(
ざるぐみ
)
一まきと
生不動
(
いきふどう
)
との、かなり根深い確執は、江戸侠客の本尊仏、
幡随院長兵衛
(
ばんずいいんちょうべえ
)
の死からその端を発している。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
第二回の興行は三月二十日から開場して、一番目「忠臣蔵」、中幕「大森彦七」、二番目「
幡随院長兵衛
(
ばんずいいんちょうべえ
)
」
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
わが
輩
(
はい
)
はつねに男
伊達
(
だて
)
の制度を
景慕
(
けいぼ
)
する者である。なかでも
幡随院長兵衛
(
ばんずいいんちょうべえ
)
のごときは、これを談話に聞いても、書籍に読んでも、じつに我が意を得たものとして
尊崇
(
そんすう
)
せざるを得ぬ。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
▼ もっと見る
『
幡随院長兵衛
(
ばんずいいんちょうべえ
)
』が芝居
喧嘩
(
けんか
)
の場の如き、『
梅
(
うめ
)
の
由兵衛
(
よしべえ
)
』が
長吉殺
(
ちょうきちごろ
)
しの場の如き
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
幡
漢検準1級
部首:⼱
15画
随
常用漢字
中学
部首:⾩
12画
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画