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帰来
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かへりきた
ふりがな文庫
“
帰来
(
かへりきた
)” の例文
旧字:
歸來
急ぎ出でしなればさもあるべし、明日は必ず
便
(
たより
)
あらんと
思飜
(
おもひかへ
)
せしが、さすがに心楽まざりき。彼の六時間学校に在りて
帰来
(
かへりきた
)
れるは、心の
痩
(
や
)
するばかり美き
俤
(
おもかげ
)
に
饑
(
う
)
ゑて帰来れるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
と
端無
(
はしな
)
く彼は
憶起
(
おもひおこ
)
して、さばかりは
有
(
あり
)
のすさびに徳とも為ざりけるが、世間に量り知られぬ人の数の中に、誰か故無くして
一紙
(
いつし
)
を与ふる者ぞ、我は今
聘
(
へい
)
せられし測量地より
帰来
(
かへりきた
)
れるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
帰
常用漢字
小2
部首:⼱
10画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“帰”で始まる語句
帰
帰途
帰依
帰宅
帰路
帰趨
帰洛
帰京
帰還
帰省