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巻柱
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まきばしら
ふりがな文庫
“
巻柱
(
まきばしら
)” の例文
さながら、金粉の薄雲の中に立った
趣
(
おもむき
)
がある。われら
仙骨
(
せんこつ
)
を持たない身も、この雲はかつ踏んでも破れぬ。その雲を
透
(
すか
)
して、四方に、
七宝荘厳
(
しっぽうそうごん
)
の
巻柱
(
まきばしら
)
に対するのである。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
緑青
(
ろくしょう
)
に
錆
(
さ
)
びたのがなお
厳
(
おごそか
)
に美しい、その翼を——ぱらぱらとたたいて、ちらちらと床にこぼれかかる……と宙で、
黄金
(
きん
)
の
巻柱
(
まきばしら
)
の光をうけて、ぱっと
金色
(
こんじき
)
に
飜
(
ひるがえ
)
るのを見た時は
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
柱
常用漢字
小3
部首:⽊
9画
“巻”で始まる語句
巻
巻煙草
巻莨
巻烟草
巻雲
巻紙
巻莨入
巻藁
巻舌
巻狩