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巖端
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いははな
ふりがな文庫
“
巖端
(
いははな
)” の例文
新字:
巌端
そこから
細徑
(
ほそみち
)
を少し行くと、俄然として路は
巖端
(
いははな
)
に止まつて、脚下は絶壁の深澗になり、眼前の
對
(
むか
)
ひの巖壁に霧降の麗はしい
相
(
すがた
)
は見えた。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
その状柱列の
迫持
(
せりもち
)
を戴けるに似て、波はその門に走り入り、その内にありて戲れ遊べり。突き出でたる
巖端
(
いははな
)
に城あり、
城尖
(
じやうせん
)
の邊には、一帶の雲ありて
徐
(
しづ
)
かに靡き過ぎんとす。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
既にして我等は稍〻
開豁
(
かいくわつ
)
なる處に出でたり。一の石橋あり。こなたの
巖端
(
いははな
)
よりかなたの巖端に架したり。橋下の辻は市内第一の
大逵
(
ひろこうぢ
)
なるべし。二少女ありて「サタレルロ」の舞を演せり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
巖
部首:⼭
23画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“巖”で始まる語句
巖
巖石
巖角
巖穴
巖乗
巖乘
巖間
巖陰
巖丈
巖室