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山階
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やましな
ふりがな文庫
“
山階
(
やましな
)” の例文
先ず、知盛、重衡のひきいる三千余騎は
山階
(
やましな
)
へ、通盛、
教経
(
のりつね
)
ら二千余騎は宇治橋を固め、行盛、忠度の一千余騎が淀の守りに当った。
現代語訳 平家物語:07 第七巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
行歩
(
ぎやうぶ
)
に
叶
(
かな
)
へる者は、吉野十津川の方へ落ゆく。
歩
(
あゆみ
)
もえぬ老僧や、尋常なる修業者、
児
(
ちご
)
ども
女
(
をんな
)
童部
(
わらんべ
)
は、大仏殿、
山階
(
やましな
)
寺の内へ我先にとぞ
迯
(
にげ
)
行ける。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
山階
(
やましな
)
の
宮
(
みや
)
も英国の軍艦までおいでになって、仏国全権ロセスに面会せられ、五か条の中の一か条で
御挨拶
(
ごあいさつ
)
があった。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ある年九月十八日に例のごとく寺々に詣るに南
山階
(
やましな
)
辺へ行く道の山深き所で五十ばかりなる男一尺ばかりなる小蛇を杖の先に懸け行くを見子細を尋ぬると
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
彼京都にあり、開港の上書を袖にして、
山階
(
やましな
)
親王に至る、
途
(
みち
)
にて横殺せらる、実に元治元年七月十一日。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
階
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
“山階”で始まる語句
山階宮
山階家
山階寺
山階宮妃