“やましな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山科91.5%
山階8.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大石内蔵助くらのすけ山科やましなを引払った後、在京の同志も、前後して江戸へ下って行ったが、小野寺父子も、いよいよ都を立つことになった。
「この道を真直ぐに行くと山科やましなへ出ることに間違いはありますまいな。時に、この道中には目洗い地蔵というのはございませんか」
山階やましなみやも英国の軍艦までおいでになって、仏国全権ロセスに面会せられ、五か条の中の一か条で御挨拶ごあいさつがあった。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ある年九月十八日に例のごとく寺々に詣るに南山階やましな辺へ行く道の山深き所で五十ばかりなる男一尺ばかりなる小蛇を杖の先に懸け行くを見子細を尋ぬると