“山萵苣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまちさ50.0%
やまぢさの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山萵苣やまちさ白露しらつゆおもみうらぶるるこころふかまず 〔巻十一・二四六九〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
山萵苣やまちさは食用にする萵苣ちさで、山に生えるのを山萵苣といったものであろう。エゴの木だという説もあるが、白露おくという草に寄せた歌だから、大体食用の萵苣と解釈していいようである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
山萵苣やまぢさの白露重しらつゆおもみ浦経うらぶるる心深こころをふかみ吾恋不止わがこひやまず
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)