山橘やまたちばな)” の例文
卯槌が美しい細工で作られてあるのは、閑暇ひまの多い人の仕事と見えた。またぶりに山橘やまたちばなの実を作ってならせてあるのへ付けてあったのは
源氏物語:53 浮舟 (新字新仮名) / 紫式部(著)
このゆきのこるときにいざかな山橘やまたちばなるもむ 〔巻十九・四二二六〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)