尚白しょうはく)” の例文
近江には丈草じょうそう許六きょりく尚白しょうはく智月ちげつ乙州おとくに千那せんな正秀まさひで曲翠きょくすい珍碩ちんせき李由りゆう毛紈もうがん程已ていいなどと申すようにおびただしく出て、皆腕こきのしたたか者です。
俳句上の京と江戸 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
修学第一期の終り(本書四三ページ)に「静かさは栗の葉沈む清水かな」の句を尚白しょうはくの作としているが如きも、記憶によって生じた誤りの一である。
「俳諧大要」解説 (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
尚白しょうはく等の名前を挙げ得るのであります。
俳句とはどんなものか (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
わら積みて広く淋しき枯野かな 尚白しょうはく
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
鎌倉の街道をのすつばめかな 尚白しょうはく
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)