“しょうはく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
松柏62.5%
尚白20.8%
椒柏4.2%
肖柏4.2%
蕭白4.2%
衝迫4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片方を花の木とすれば、片方は松柏しょうはくの色を変えぬ姿に比べられるだろう。これこそ一生の妻にふさわしい女だ、と登は思った。
修学第一期の終り(本書四三ページ)に「静かさは栗の葉沈む清水かな」の句を尚白しょうはくの作としているが如きも、記憶によって生じた誤りの一である。
「俳諧大要」解説 (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
椒柏しょうはく酒を進め、桃湯を飲み屠蘇とそを進む云々、各一鶏子を進む〉とあって、註に『周処風土記』に曰く、正旦まさに生ながら鶏子一枚を呑むべし、これを錬形というとある。
名やあふせ月も一夜の天の川 肖柏しょうはく
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
福田浅次郎さんのお宅の由良之助お軽、丸平人形店の蕭白しょうはくの美人、鳩居堂にも蕭白の美人があります。
座右第一品 (新字新仮名) / 上村松園(著)
この歌も前の歌の如く下半に中心が置かれ、「ここだも騒ぐ鳥の声かも」に作歌衝迫しょうはくもおのずから集注せられている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)