“少須”の読み方と例文
読み方割合
しばらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
轆轤ろくろきしんで、ギイと云うと、キリキリと二つばかり井戸縄の擦合すれあう音して、少須しばらくして、トンとかすかに水に響く。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
轆轤ろくろきしんで、ギイとふと、キリ/\とふたつばかり井戸繩ゐどなは擦合すれあおとして、少須しばらくして、トンとかすかにみづひゞく。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)