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小鬼
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こおに
ふりがな文庫
“
小鬼
(
こおに
)” の例文
どうしてこんなことになったのか、きっとかぎタバコの黒い
小鬼
(
こおに
)
のしわざにちがいありません。
しっかり者のすずの兵隊
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
無数の黒い
小鬼
(
こおに
)
たちが音もなく
干戈
(
かんか
)
を交えているみたいな、影も形もない無言のおたがいの意識のたたかいは、次第に、私と彼女との、二人きりの奇妙なゲームのように思えてきた。
軍国歌謡集
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
気まぐれな
小鬼
(
こおに
)
めがわしの生命中に巣を
食
(
く
)
っているようだ。わしの気質は自分の自由にならないのだ。わしは
孤立無縁
(
こりつむえん
)
の
霊魂
(
れいこん
)
だ。人とやわらぐことのできない
粗野
(
そや
)
な性格だ。わしはわしを
呪
(
のろ
)
う。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
「おいすずの兵隊、すこし目をほかへやれよ。」と、その
小鬼
(
こおに
)
がいいました。
しっかり者のすずの兵隊
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「そうだ、そうだ。これは
小鬼
(
こおに
)
のやつのしわざなのだ。いやはや、なさけない。あのかわいいむすめが、いっしょにのっていてくれるなら、この二倍もくらくても、ちっともこまりはしないのだが。」
しっかり者のすずの兵隊
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父