トップ
>
小山内
>
おさない
ふりがな文庫
“
小山内
(
おさない
)” の例文
小山内
(
おさない
)
さんが土曜劇場、……だったか自由劇場だったか、いや土曜劇場だったな
慥
(
たし
)
か、あれをやっていた当時のことを知ってるだろう
陽気な客
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
庭の
山茶花
(
さざんか
)
も散りかけた頃である。震災後家を挙げて阪地に去られた
小山内
(
おさない
)
君がぷらとん社の主人を伴い、
倶
(
とも
)
に上京してわたしの家を
訪
(
おとな
)
われた。
十日の菊
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そしてまた、そのころは、自由劇場が、
小山内
(
おさない
)
さんによって提唱され、劇運動の
炬火
(
きょか
)
を押出した時でもあった。
遠藤(岩野)清子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
旧臘
(
きゅうろう
)
私は
小山内
(
おさない
)
君の自由劇場の演劇を見た、仲々上手だった、然しあれを今の劇壇に直にまた持って来る事も出来ないでしょうし、文士劇でも勿論あるまい。
当今の劇壇をこのままに
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
夫人の左には詩の評をする某夫人、右には
二十
(
はたち
)
前後の
女
(
ぢよ
)
詩人が三四人並んで居た。僕の
後
(
あと
)
から日本でなら
小山内
(
おさない
)
君
兄妹
(
きやうだい
)
と云つた様な若い詩人が妹の手を取つて
入
(
はひ
)
つて来た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
小山内
(
おさない
)
薫氏の令妹である岡田八千代(当時は、まだ小山内八千代)さんは、文句なしに美しかったし、まだ茅野雅子にならない前の増田雅子さんも、フレッシュで、そして聡明だった。
胡堂百話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
“小山内”で始まる語句
小山内薫
小山内元洋
小山内夫人