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尋
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ぴろ
ふりがな文庫
“
尋
(
ぴろ
)” の例文
四季いずれの時も、鯛を釣るにはその
棚
(
たな
)
つまり魚の遊泳層を心得ておかねばならない。小鯛は、普通底から半
尋
(
ぴろ
)
乃至一尋くらいが棚である。
鯛釣り素人咄
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
そんな騒ぎを載せたまんま、エムデンの居そうな方向へブラリブラリと漂流し始めた。二三百
尋
(
ぴろ
)
もある
海
(
ところ
)
で
碇
(
アンカ
)
なんか利きやしないからね。通りかかりの船なんか一艘だって見付かりっこない。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“尋”の解説
尋(ひろ)は、古代の中国や日本で使われた長さの単位。両手を左右に広げたときの幅を基準とする身体尺である。
建築や造船、漁業など(水深の測定、網の製造や綱の製作)の分野で用いられた。「尋」は単位事典や国語辞典で五尺ないし六尺と説明されるなど曖昧さがあるが、この点については使用する分野によって長さが異なるとの指摘がある(後述)。
(出典:Wikipedia)
尋
常用漢字
中学
部首:⼨
12画
“尋”を含む語句
尋常
尋問
御尋
尋人
千尋
尋常事
追尋
三十尋
二十尋
八尋殿
尋常人
尋者
八尋
何百尋
刀尋段々壊
百尋
尋廻
御尋問
訊尋
相尋
...