射斃いたお)” の例文
母の鹿が、射斃いたおされると、その子鹿は、横っ跳びに逃げて曹叡の乗っている馬腹の下へ小さくなって隠れた。曹丕は、声をあげて
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
武州ぶしゅう比企郡高坂村大字岩殿いわどのの岩殿観音の寺伝に曰く、坂上将軍東征の時、この御堂おどうの前に通夜し悪龍を射斃いたおしたことがある。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
軍人たちは、赤色灯せきしょくとうともる局舎のあちらこちらに、射斃いたおされ、非戦闘員である機械係りや、アナウンサーは、不抵抗ふていこうを表明した。こうして、JOAKは、不可解な一隊に、占領されてしまったのだった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)