“赤色灯”の読み方と例文
読み方割合
せきしょくとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室内の様子は、前と同じで室内には例の赤色灯せきしょくとういていた。ただ、顔子狗のたおれていたところには、白墨はくぼく人体じんたいと首の形が描いてあることが、特筆すべき変り方であった。
鬼仏洞事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
軍人たちは、赤色灯せきしょくとうともる局舎のあちらこちらに、射斃いたおされ、非戦闘員である機械係りや、アナウンサーは、不抵抗ふていこうを表明した。こうして、JOAKは、不可解な一隊に、占領されてしまったのだった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)