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寸閑
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すんかん
ふりがな文庫
“
寸閑
(
すんかん
)” の例文
その
忙
(
せわ
)
しない
寸閑
(
すんかん
)
を
偸
(
ぬす
)
んでは、ここに集まって、老中達以下、刻々と内匠頭の処断をすすめていた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
故郷
(
ふるさと
)
へまわる
六部
(
ろくぶ
)
の気の弱り——で、お十夜がこの際
寸閑
(
すんかん
)
をぬすんで、郷里をのぞいたことは、ようやくかれの
放縦
(
ほうじゅう
)
な世渡りと、そぼろ助広の切れ味に、さびしい
薹
(
とう
)
が立ってきたのを語るものである。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「陣中、
寸閑
(
すんかん
)
も、抜き差しならぬ身にござりますゆえ」
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寸
常用漢字
小6
部首:⼨
3画
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
“寸”で始まる語句
寸
寸毫
寸分
寸法
寸隙
寸々
寸暇
寸時
寸断
寸燐