實々じつ/\)” の例文
藤川宿へ私しすてたる子に候其上本學院殿の落書らくがきかつまた年月日迄も符合ふがふ仕つる上はまがふ方無き私し惣領そうりやうせがれ相違さうゐ御座無く候夫故久八は千太郎の爲には兄に候間兄弟と申上候右久八の儀は今日只今始めて承知仕つり候實々じつ/\私しも驚き入候なりと申立ければ大岡殿威猛高ゐたけだかになられおのれ吉兵衞其方は不埓ふらち成ことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)