“寝足”のいろいろな読み方と例文
旧字:寢足
読み方割合
ねあし50.0%
ねた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寝足ねあしになって居りますから歩くともゝがすくんでまいり、歩行がかないませんから、そこらの車へ乗ってうちへ行ったら楽だろうと思って、車へ乗ると腰が痛くなって堪らないから
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
朝起きてすする渋茶に立つ煙りの寝足ねたらぬ夢の尾をくように感ぜらるる。しばらくすると向う岸から長い手を出して余を引張ひっぱるかとあやしまれて来た。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)