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寝刃
ふりがな文庫
“寝刃”の読み方と例文
読み方
割合
ねたば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねたば
(逆引き)
挙
(
こぞ
)
って
寝刃
(
ねたば
)
を合わせているから、この男一人が出動したからとて、城下の人心の警戒と恐慌は、あえて増しもしないし、減じもしない。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
大塔ノ宮は吉野の
孤塁
(
こるい
)
に、千早は敵の重囲のなかで、明日の望みはおろか、一命すらも、いつ北条の
寝刃
(
ねたば
)
に会うやらと、日々が露の身のおここちだった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「この上に妨げが入ってはいけない。浪蔵と信三郎と品吉は縛ってあるが、この上どこに
寝刃
(
ねたば
)
を合せている者がないとは限らない。善は急げだ、手当が済んだら行こうか」
銭形平次捕物控:100 ガラッ八祝言
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
寝刃(ねたば)の例文をもっと
(10作品)
見る
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
刃
常用漢字
中学
部首:⼑
3画
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寝
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中里介山
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